天は二物を与えた

徒然なるままにひぐらし、振込用紙にむかひて

浜中文一くんが関西ジャニーズJr. を卒業したようです

 

卒業

 

と言われて、あなたはどんなことを思い浮かべますか?

 

小中学校、高校、大学の卒業。AK◯48のメンバーの卒業。親離れ子離れ的な卒業。某ドラマ、卒業◯カメンタリー的な卒業。マルッと大きく旅立ち的な卒業。

 

たくさんの意味が溢れています。

 

でも唯一の共通点は、「卒業」 = 「次のスタートライン」であることだと私は思います。

 

彼は、やっとこさ、スタートラインに立てたのです。ジャニーズ事務所所属の、俳優として。

 

A.B.C-Zの番組、「ABChanZoo」に屋良朝幸くんと浜中くんが出演しました。

その中で、屋良くんから驚くべき言葉が飛び出しました。

 

屋良「文ちゃんなんて、こないだ(関西ジャニーズJr. の肩書きが)取れたからね」

 

驚きました。なかなか、ジャニーズJr.という肩書きがとれる明確なタイミングが分かることが少ないからです。出演舞台が発表された際に、肩書きがついていなかった時点で噂はありましたが、たいてい、数年経ってから「あの時は」エピソードとして語られることが多いのです。

 

このときの私の率直な思いは、「やった!!!(ガッツポーズ)」です。

とても嬉しかったのです。

 

ジャニーズJr.でいることが、意味のないことだとは思いません。たくさんのチャンスと、挫折と、成功と、失敗が経験できる、最高の場があると思います。けど、時に、ジャニーズJr.という肩書きは彼らを飛び立たせる範囲を狭めることもあるように思うのです。「ジャニーズJr.なのに凄いね」と言われることもあれば、「やっぱりジャニーズは…」と言われることもあるでしょう。これらの言葉は、もちろん彼らに大きな影響を与え、成長させる一つのヒントになるとも思います。

 

でも私は、何様だと自分でも思いますが、浜中くんに、「ジャニーズJr.なのに凄いね」と言われる世界より、「俳優だからできるよね」と言われる世界で戦って欲しいのです。そして、もっともっとたくさんの人に、「浜中くんってジャニーズ事務所なんだ…!」と驚いて欲しいのです。

 

彼が所属していた関西ジャニーズJr. という集団は、東京のジャニーズJr.を普通とするならば、特殊な集団かもしれません。まず、母数が少なく、ファンの側がほぼ全員の顔と名前を把握できていると言っても過言でないかもしれない。また、最近はレギュラーTV番組やレギュラーラジオなどが増えましたが、それでも彼らが活動できるのは大阪に限られています。また、東京のJr.は全ての年齢層のJr.たちが複数人いるのに対し、関西のJr.は、年齢が高くなると、同年代のメンバーがいない状況に陥ります。実際、浜中くんがこれまで一緒に近くで活動してきたメンバーは、ジャニーズWESTとしてデビューした3人、あと一人は室龍太くん、あとは全員ジャニーズを辞めました。つまり、赤黒チェック大好き室龍太くんも同じ状況にあるし、塩麹よりも向井康二くんもその状況になりつつあります。逆に、人数が少ない分一人一人が目立ちやすく、仲間意識が強い、ファンとの心の近さが良いところでもあります。

 

年が近いメンバーが辞めていくにつれ、自担が辞めるのではないかとひやひやしながら、それでも強気で健気に関西担は生きています。私も同様です。

 

私は、2010年ごろから浜中くんのことが好きでした。中学生にして浜中文一担というのは当時にしては異例だったと思います(知らんけど)。ですが、私は一時期から大多数の関西担とは少し違う目標をもっていたのだと思います。それが、浜中くんの”俳優として”のデビューです。わかりやすく言うと、生田斗真のようになること、ジャニーズ事務所にいながら「ジャニーズJr.」という肩書をとった状態で活動することです。舞台フライヤーのど真ん中に「浜中文一」の4文字が連なるときを夢見ていたのです。

 

叶いました。(ガッツポーズ)

 

浜中くんには、2月の下旬時点で、すでに3本の舞台に出演が決まっています(1本は公演中)。とても誇らしくて、嬉しいです。もちろん本人が一番そう思っているだろうし、一介のファンが喜んだところで何も起きないのですが(笑)

 

次の夢は、ジャニーズとか元だとか関係なく、浜中くんと室龍規くんが楽屋前で仲良くしてる写真が室くんのTwitterにアップされることです。

 

 

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