天は二物を与えた

徒然なるままにひぐらし、振込用紙にむかひて

私がなんで掛け持ち野郎なのか言い訳させてほしい件

 ジャニーズでなくとも、何らかのアイドルやアーティストを応援する場合、ファンのあり方には様々な形態があります。その中で特に物議を醸しやすいのが「一途かDDか問題」だと思います。一途の方は、おそらく担当(推し)は一人で、あなただけを応援しますという気持ちでヲタクをやっておられるんでしょう(知らんけど)。DDとはその名のとおり、誰でも大好きで、担当は複数人、あっちもこっちもチェックしちゃうよEveryDay~って感じかと思います。私はどっちかっていうと明らかにDDです。

そんなDDを勝手に代表して、なんで複数人応援してんだよっていう一途さんの疑問に勝手に答えていきたいと思います。

 

 

1. ジャニーズの仕組みがそうなっている

まず、前提に、ジャニーズのグループ形態の仕組みを見ていきます。ジャニーズのグループは少なくて2人、多くて9人で構成されています。それぞれのグループに、それぞれの特色があり、ライブに行くとその個性の違いはよくわかります。しかし、どのグループにも共通していることがあります。

それは、1つのグループで、すべての男の子のタイプが網羅されているということです。

俳優担当、バラエティ担当、かわいい担当、かっこいい担当、セクシー担当、インテリ担当、アホ担当。思い返してみれば、大体のグループにそれぞれの種類がいるのではないでしょうか。

メンバーカラーというのが設定されているのが良い例です。はセンターだったり正統派イケメン、ピンクはかわいいキャラ、はおっとりしたキャラ、はセクシー担当だったりそうじゃなかったりします。その子本来のキャラ感でカラーが決まったり、逆にカラーが決まったことでそのキャラにその子が寄っていった場合もあるかもしれません。2人とかなら、全くタイプの逆の2人が組まれているでしょう?(キンキ兄さんを見て)

とにかく、それぞれのグループに違ったキャラのメンバーが取りそろえられているのは間違いありません。逆に言うと、自分の好きなタイプのキャラの男の子が、各グループに1人ずついることになるのです。

これは大変です。ジャニーズには10以上のグループが存在していて、各グループにお気に入りがいるとなると、自己破産道まっしぐらです。さすがに全グループに担当がいるとなるといろんな意味で死ぬので、その中でも特にお気に入りを選ぶことで、掛け持ちDDへと成長したのです。私は。

 

2. ジャニーズも人間

天皇人間説的な。ジャニーズも人間だということを忘れてはなりません。私たちも、ときに落ち込み、ときに暴走し、失敗を犯し、誤った道へ進むことがあるように、彼らも同じ人間なのです。

たまに、センテンススプリングされたり、イ〇スタが発覚したり、事務所に干されたり、ビジュアルの調子がよろしくなかったりすることもあるでしょう。

もし仮に、一途に追いかけていた唯一の担当がそのような壁にぶち当たってしまったら、私は応援モチベーションが続きません。クソヲタクなので。

もし仮に、掛け持ちDDであるならば、ある担当に全然仕事がなくても、もう1人追いかけなければならない担当がいるため、応援モチベーションを保てるのです。片方は今は休憩して、もう片方に専念しよう、となるのです。

 

3. 広く浅くが心と金銭感覚を保つ

片方を休憩して片方に専念なんて、中途半端で応援なんてできてないんじゃない?という声が聞こえてきます。自担のすべてをきちんと受け入れて応援しないと担当なんていえない、と。

その考えこそが「応援」や「趣味」を「義務」に変えてしまう原因だと思います。私たちは「好き」なものを摂取するため、お金を使っているのに、彼らにお金を使うこと貢ぐことが目的、さらには義務になってしまうと、危ないのでは?と思います。

話は変わりますが、私はコレクター気質があると自分で思います。揃え始めると、揃え終わらないと気持ちが悪いのです。

しかし、掛け持ちをしていると、すべてそろえるのは今の経済力では物理的に不可能です。グッズを買えばしまう場所が必要。朝のWS番組に出演する自担をすべて追うには、6チューナーぐらいのレコーダーが必要。ツアーを追いかけて行こうものなら、東京と大阪と福岡に一人ずつ私の体が必要になります。

物理的に不可能と分かれば、案外コレクター気質がおさまります。ジャニショの写真も全部は買わずに厳選して選び、雑誌は表紙を飾れば買う、テレビ番組も見れるヤツだけでいいや、となりました。

物理的に追い切れない状況に自分を追い込むことで、まぁいっか、となれる心と金銭感覚に保つことができるのです。

 

 

 

 

4. 選びきれん(結局)

 かっこいい人がたくさんいるので選びきれませんでした。(結論)

ぐちゃぐちゃいろいろ述べてきたけど、なんだかんだ言って自分の好きなイケメンがたくさんいたので1人に絞れなかった優柔不断野郎ってことです。

 

 

 

私のすきな男の子のタイプのお話はこちらで。

jhrun.hatenablog.jp